Japanese Traditional Summer Festival, Matsuri

日本には美しい文化が様々ある。その中で、最も特色あるものは祭 りと言える。夏になると、日本の全域が盛大で賑やかな祭りで盛り上 がる。この色々な祭りの中で日本を代表するものは京都の「祇園祭」、 東京の「神田祭」、大阪の「天神祭」、いわゆる「日本三大祭り」である。

まず、京都の祇園祭について調べてみよう。祇園祭は京都の八坂 神社で7月1日に催されて、一か月間進行する長い祭りである。そし て、この祭りは9世紀から始まって、千年間続いている歴史が深い伝 統である。9世紀の京都は疫病と災害で社会の混乱した状態だった ので、これを亡くなった人々の怨霊のせいと思って御霊会を行った のがこれの皮切りになった。 一か月間の祭りの中で一番主な行事は 「山鉾」に他ならない。山鉾巡行は、7月17日に「やま」と「ほこ」という 山車が巡行する行事である。神様の伝令の役をつとめる「稚児」と楽 士が山車に乗って通りを巡行する。そして、前日行われる「宵山」も 大きな行事である。宵山には山鉾が近くで見られるし、屋台が出て 祭りらしい雰囲気が感じられる。

神田祭は東京千代田区の神田明神で行われる祭礼である。この祭 りは隔年で5月中旬に行われる。起源は記録が残っていない関係で詳 細なことは不明だが、現在のように大きくなったのは江戸時代の以 降のことは分かる

5月15日に近い土曜日に行われる「神幸祭」には神輿と平安装束をま とった人々が行進する。そして翌日、御輿宮入には町内毎に町神輿に
よる御輿連合を設立 し、各地区を巡行する 他、或る程度時間を 決めて神社に練り込 む。御輿の担ぎ手の中 にはふんどしを粋に締 めている人も多い。毎 年5月15日は固定で例 大祭なのて、神社の巫 女が正装の浦安の舞も 行う。

最後に大阪の天神祭がある。天神祭は日本各地の天満宮で催さ れているが、そのなかで大阪天神祭を中心にしている。行われる機 関は6月下旬吉日から7月25日までの約一か月間である。これは祭神 の菅原道真の命日にちなんだ縁日で、25日前後である。逆謀罪に追 い込まれて無念に死んだ須川良野道実を称える意味で神鉾を海に浮 かべ、それが届いた所祭壇を積み上げて儀式を行ったことから始ま った。天神祭は祇園祭ほど古くから催されていて歴史がかなり深い が、こんなに盛大な祭りになったのは神田祭のように江戸時代から だった。6月下旬吉日い行われる「装束賜式」は天神祭の始めの行事 で、この装束賜式より天神祭の諸行事が始められる。7月24日にはハ イライトの「本宮」が始まって、お礼まで船渡御の乗船場までの神輿 渡御に随伴して約4キロを約3000人が行列する。行列は先頭が催し太 鼓で、続いて猿田彦や采女、花傘、猩々の人形を乗せた山車、牛曳 童児などの第一陣、御羽車や神霊を移した御鳳輦のある第二陣、玉 神輿と鳳神輿の第三陣によって構成される。続いて船を浮かぶ行事 の船渡御が行われる。

数百年、あるいは千年以上にわたり、毎年日本各地に数多くの祭 りが催され、日本に活気を吹き込んでくれる。このように悠久の歴 史を持つ祭理を見ると、先祖とつながっているという感じがする。 だから現代の私たちのやるべきは祭のように良いものは取れ、悪いも のは捨て、子孫に譲り渡すことではないかと思う。

The writer is a Japanese international student who is studying at Konkuk University. This article is about the Japanese traditional festival “Matsuri”. In the ninth century, Kyoto was confused by a disaster and people thought it was because of the resentment of the dead, so they started a memorial service. This became the origin of Matsuri. The writer said what we have to do is preserve traditional culture and pass it on to our descendants.

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